福島から。

lamp-aya

2012年03月14日 15:23

3/10.11で福島にいってきました。
アサイラム2012に向かう事と友人ヒロカネフミちゃんの個展にいく事と福島に住む友達に会うこと。
このイベントがきっかけで未曾有の大震災から一年。
自分がそこに行って感じてみたい。
とずっと思っていた気持ちを動かしました。

私は本州は東京から北には今まで縁が無く、行った事ありませんでした。
この一年間、情報が氾濫し過ぎた事や、遠い沖縄で暮らす自分。
移住されてきた方もたくさんいらっしゃっていろんなお話を聞きました。
だけど震災と原発に対しての自分自身のなかでの思考がはっきりとしていませんでした。
私は鈍感で頭の回転が遅いので自分で自分自身を解釈するのに時間がかかります。
直観で動くタイプなので。。。
じゃあ、実際に行ってみようと。


ちょうど1年たった日に福島であったフェス。
震災が起こった時刻には黙とう。
この時間はきっと日本だけではなく世界中が黙とうをささげたんじゃないかな。
あの瞬間は空気が変わった気がします。
そしてそのあとで沖縄からきたエイサー隊の太鼓が空高く響いてました。
2日間のイベント、とても優しくてあたたかくて幸せな気持ちと感謝の気持ちでいっぱいでした。
そこにいた皆さんが同じ思いだったのではないかと思います。
地元の方たちははるばる沖縄からきてくれてありがとうと
いってくれました。
本当に温かくむかえていただきました。
そして本当に福島だけではない問題、みんなで抱える問題。
私が行動したところでできることは限られています。
ですが、それぞれができることをすこしづつで、世界は変えられるとおもいます。
想いは何よりも伝わるし大切なものだとアサイラム2012を通して教えてもらいました。



そして震災の復興と福島原発の問題について自分にできることを別ラインで考えていこうと思います。


いわきから警戒地域ぎりぎりの場所まで行きました。
津波がもっていった場所はまだまだ更地のまんま。
ただただ眺めるしかありませんでした。
そして目に見えない放射能の存在は改めてとても恐ろしいものだと再確認しました。
視覚上、津波で流された光景以外は何一つ変わらないのです。
そしてこの1年、当たり前のようになった産地を選んで食材を選ぶという作業がどれだけのストレスになっている
かも知りました。それぞれの産地の美味しいものに規制がかかります。
だけどこんな今が来てしまったことは変えられません。
今いる子供たちや今から誕生する命を守れるのは今いる大人なんですよね。


私はまだまだ知らないことだらけです。
なので「知ること」から。
福島に行って、私の中では「あ~、これからだ。」という感じです。


そして今回一緒に同行できた友達や現地で再会できた友達や
音楽・絵を通して教えてくれた大好きな人たちや出会えた方々に本当に感謝します。心の底から楽しかったです。
ありがとうございました。


すごい真面目なブログになっちゃいましたが、
このことを理解した上で、楽しい毎日を。
な私なのです。
このことに関してはそれぞれ皆さんの考えがあると思うのですが、それでいいと思っていて
ただこの気持ちを残しておきたいと思います。



















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